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2020-01-16 掲載

笑ったりあくびをするとき口が開きにくい!それは病気のサインかも

 
笑ったときや、あくびをするときに口が開きにくかったり、顎関節に音がする人は顎関節症かもしれません。

場合によっては口が開けられなくなったり、ひどい場合だと鬱になる人もいます。

その治療として、歯医者さんで噛み合わせの改善や、マウスピースを作ってみたけれどもなかなか症状の改善が見られないという場合もあります。

そんなとき考えられる原因は、日常のストレスによるものかもしれません。歯科医師に顎関節症の原因や治療方法について聞きました。
 
あごが痛い

目次

  1. 噛み合わせの悪さや歯ぎしりだけではない?ストレスとも関係
  2. 歯科医師が答える!顎関節症の治療方法とは?
  3. 女性の場合放っておくと鬱になる?早めに歯医者さんに受診を

 

1.噛み合わせの悪さや歯ぎしりだけではない?ストレスとも関係

歯科医師に以下の質問をしました。

Q:【原因】顎に違和感があり、顎関節症と診断された場合、原因は何がありますか?ストレスと顎関節症の関係性はあるのでしょうか。
質問ページはこちら

A:顎関節症の原因には、噛み合わせの異常、夜中の歯ぎしり、日中の食いしばり、舌習癖、日々のストレス、外傷、姿勢不正などがあげられております。そのため、ストレスも顎関節症の原因のひとつとして考えてもらっても良いかと思います。またストレスは歯ぎしりや食いしばりを誘発するとも言われておりますので、ストレスの軽減は顎関節症の解消に役立つと考えられます。

引用元:三宮アップル歯科 和気 正和 歯科医師 回答日:2017/01/27

A:ストレスと顎関節症の因果関係には様々な報告があります。
ストレスにより、顎の周りの筋肉が緊張し、痛みを生じる場合や、ストレスにより歯ぎしりが起こり、そのせいで顎の関節に負担をかけて顎関節症を惹起するケースもあります。

引用元:加古川アップル歯科 粟谷 英信 歯科医師 回答日:2017/01/27

歯科医師の回答によると顎関節症の原因は食いしばり、噛み合わせや舌習癖、外傷、姿勢不正などもあり、ストレスとも関係性があるようです。

さらに、食いしばりや歯ぎしりなどを引き起こす根本の原因がストレスの場合もあるため、ストレスの軽減をすることは顎関節症の原因を抑えることにもつながります。

2.歯科医師が答える!顎関節症の治療方法とは?

歯科医師に以下の質問をしました。

Q:二年くらい前から顎関節症でマウスピースや顎のマッサージを行なっているのですが治りません。ほかに治療方法などはございますか。
質問ページはこちら

A:マウスピースやマッサージは「症状をやわらげ体が回復するまでのサポートをするもの」でそれでよくなるわけではありません。関節や骨に異常がなければ日常生活の悪習慣の改善 ストレスの自己管理法の開発 TCHの改善のための自己暗示法などをしなければ一度治ったように感じてもまた再発します。

引用元:さくらい歯科医院 櫻井 英利 歯科医師 回答日:2018/12/06

A:顎関節症は私ども歯科医師にとっても手ごわい症状で「これをやれば必ず治る」という治療法は現在においても存在しません。マウスピース
・マッサージなど様々な対策を講じてもよくならない場合は、腰痛をお持ちの方の腰みたいにだましだまし付き合っていただく必要がある場合もあります。

引用元:天白うめがおか歯科・矯正歯科 森本 篤史 歯科医師 回答日:2018/12/05

A:症状によって違いますが第一選択はスプリント療法です。80%程度の患者さんはこれで効果があります。症状がひどい場合は鎮痛薬や筋弛緩薬などの薬物療法を行います。口腔外科等の専門病院ではマニュピレーションや手術療法がおこなわれることもあります。

引用元:みはし歯科クリニック 三橋 憲司 歯科医師 回答日:2018/12/05

A:上顎の親知らずの抜歯です。変な方向に生えているなら、担当医と相談し抜歯を検討して下さい。ただ、顎関節症は風邪とは異なり、完全には治らないこともありますので、ある程度寛解しか望めないこともあります。

引用元:あざみ野ポプラ歯科クリニック 武藤 亮治 歯科医師 回答日:2018/12/06

A:顎関節症は直接あごの関節にアプローチができる場合が圧倒的に少ないためにマウスピースやストレッチでも改善しない場合は、あごの関節と噛み合わせを検査してみる可能性があるかもしれません。

引用元:バランス歯科 進藤 頌子 歯科医師 回答日:2018/12/12

 
主な治療方法について歯科医師の回答をまとめました。
 
1.日常生活の悪習慣の改善
2.ストレスの自己管理
3.TCH(上下歯列接触癖)の改善のための自己暗示法※1
 
4.マッサージなどを行い顎関節症と付き合い続ける
5.スプリント療法(マウスピースを使い、上顎もしくは下顎の歯列にプラスチックを被せることで夜間などの無意識の食いしばりを軽減させる)
6.薬物療法(鎮痛薬、筋弛緩薬を用いた)
 
7.マニュピレーション(上下の顎の骨の間にある軟骨のズレを戻す治療法)
8.手術療法
9.親知らずの抜歯

歯科医師の回答にもあるように、マウスピースやストレッチなどをしても改善しないようであれば、顎の関節と噛み合わせの検査をして原因を突き止める必要があります。

またその原因を引き起こしているのが、噛み合わせなどによるものではなくストレスである場合は、ストレスの軽減が必要になります。

※1
3.TCH(上下歯列接触癖)の改善のための自己暗示法とは、上下の歯が接触するのを避けるように意識的に癖付けや心がけをすることです。

TCHとは、Tooth Contacting Habitの略で「歯列接触癖」と訳され、歯を接触させてしまうクセです。詳細は「PCの仕事の方は要注意!歯痛、顎関節症の原因TCH(歯列接触癖)って何?」をご覧ください。
 

3.女性の場合放っておくと鬱になる?早めに歯医者さんに受診を

歯科医師に以下の質問をしました。

Q:【症状】口を大きく開けると、顎がガクガクする。この症状は顎関節症ですか?悪化するとどのような危険性が考えられますか?
質問ページはこちら

A:顎関節症です。ガクガクする程度にもよりますが長期的に放置したり悪化すると口が開かない、閉じない、口を開けるとか顎が痛い、偏頭痛などの症状が出ることが有ります。長期的に放置された場合治るのに長期的にかかることがあるので早めの受診をお勧めします。中年の女性に多いのですが、長期的に放置された場合鬱状態になる場合もあります。大学病院に勤務の頃、ペインクリニックに案内した事もあります。

引用元:あきもとデンタルクリニック 秋元 周一 歯科医師 回答日:2016/12/01

症状が出てから放置すると、改善にも時間がかかってしまいます。特に中年の女性の場合は、放置すると鬱になってしまう可能性もあるので注意が必要です。

症状により難しい場合もありますが、歯科医師の中には顎関節症は完全には治らないので、うまく付き合っていく必要があるという意見もあります。

まずはかかりつけの歯医者さんに行きそれでも改善が見られないようであれば、セカンドオピニオンをするために大学病院などでしっかりと検査を行い、症状の根本となる原因を探ることが改善への一歩です。

医科歯科.comでは全国の歯医者さんを検索できますしさらに、具体的に診療科目を絞り歯医者さんを検索することもできます。今回であれば、顎関節症を科目で選択すると、全国で顎関節症の治療が受けられる歯医者さんは、4,042件(2019年11月08日時点)出てきます。

ご自宅や勤め先から近い歯医者さんなどを電話やネット(24時間)から予約できます。現在、虫歯や歯周病などの症状が出ている方、もしくはしばらく歯医者さんに行っていない方も医科歯科.comを使い歯医者さん選びをしてみてはいかがでしょうか。

顎関節症の治療が受けられる全国の歯医者さん一覧ページはこちら
全国の歯医者さん一覧ページはこちら

金子 諒航(Yoshikazu Kaneko)
歯科医師QA
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