世界一美しい花嫁になるために!結婚式、入学、転職…ホワイトニングで歯医者へ通いだすのは何日前?
結婚式では、いつもと違う装いでスポットライトを浴びるため、日頃は気にならない部分がクローズアップされやすいものです。特に、ブライダルエステでお肌がピカピカになってから「歯の黄ばみ」に気づくなんて、とても残念!
花嫁は招待客の注目を浴びながら、笑顔で写真におさまる機会がたくさんあります。
一生の思い出を一番美しい形で残すためにも、歯のクリーニングやホワイトニングはぜひとも受けておきたいメニューです。
白いものはより白くそうでないものは…
肌をくすませ表情を老けさせる歯の黄ばみは、清潔感が命である花嫁にとって致命的なマイナスポイントになります。
花嫁衣裳の基本は、言うまでもありませんが白一色です。
和装の白無垢で、たっぷりの白粉に朱赤系の紅を差すと、人によっては歯の黄色味がかなり強調されてしまうことがあります。
ウェディングドレスも同様で、白だけの装いが歯の黄ばみを目立たせ、清潔感が大きく損なわれてしまうのです。
レーザーホワイトニングで白い歯を手に入れる
審美歯科のブライダルコースでは、クリーニングで歯石除去や表面の汚れを落とした後、専用の薬剤とレーザー照射によって、短時間で明度の高い歯の色を実現します。
ブライダル用ホワイトニングのプログラム内容はクリニックごとに様々ですが、3~5回ほどで1クールとするところや、忙しい人、急ぐ人のために1~2回で完了とするところもあります。
レーザーによるホワイトニングの効果は永久的なものではありませんが、1クールの回数が多いほど色持ちが良くなります。
ホワイトニングの予約はゆとりを持って
歯科でのホワイトニング後は、歯の表面が敏感になっており、個人差はありますが痛みや違和感を覚える場合もあります。
そうした違和感は数日から1週間程度で消えますが、できるだけベストコンディションで挙式に臨むためには、歯のホワイトニングは式の1ヵ月前くらいには完了しているようにスケジュールを組むのが理想です。
急いでいる場合でも、施術は式の3日くらい前に済ませて、歯を落ち着かせましょう。
ブライダルエステの前に歯のホワイトニングを済ませていれば、ドレス選びやメイクの打ち合わせで理想のイメージがつかみやすくなり、その他の準備もゆとりを持って行えます。
また、歯が白くなっても、歯ぐきの色が黒ずんでいては台無しです。
そのような方は、ホワイトニングをする前に、担当の歯科医師に相談しましょう。
さらに、歯並びに関しても同様のことがいえます。
歯並びを改善するには、かなりの期間を必要とする場合がありますので、日頃から歯科医院を受診し、健康な歯を保ちましょう。
ホワイトニングを避けたほうがよいケースとは
式の前に、エステサロンでフォトフェイシャルなどの美顔メニューの施術を受ける場合は、歯のホワイトニングを先に済ませておくことが鉄則です。
どちらも強い光を照射するため、身体への影響を考慮して両者を同時期に並行して行うべきではないからです。
また妊娠中の人は、歯の色をカバーするマニキュアを使用する方法もあります。
世界一美しい花嫁になるために、歯を白く美しくする歯のホワイトニングは、ブライダルケアの常識にもなってきています。
結婚式の準備のTo do listに、歯のホワイトニング治療もぜひ加えておきましょう。
監修日:2019年11月12日
監修医 プロフィール
藤本 俊輝
日本大学歯学部歯科補綴学教室Ⅱ講座兼任講師
日本補綴歯科学会 専門医・指導医
日本磁気歯科学会 認定医
日本口腔インプラント学会 専修医
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