虫歯や口臭の原因!!実は被せ物やつめ物が関係!?その交換時期や必要性とは?
みなさんは、銀歯やレジンなどの被せ物やつめ物の交換をすすめられたことはありますか?
虫歯治療をした後に交換が必要ということを知っている方は少ないのではないでしょうか。
長年、交換しないままでいると、口臭の原因にもなってしまう可能性もあるようです。
その理由について歯科医師に聞きました。
目次
1.銀歯は虫歯の温床?銀歯を外すと虫歯になっている場合がある
歯科医師に以下の質問をしました。
A:どちらの意見も間違ってはいません。金属は基本的に熱によって変形を起こします。歯に付けている銀歯も例外ではありません。人間は毎日熱いものや冷たいものを口にしますので、銀歯も毎日伸び縮みしています。銀歯を付けてから1~2年すると、変形により歯との間に目では確認できなぐらいの隙間ができてきます。その隙間は磨くことができないので、虫歯になるのを待つ状態になります。5年経過すると、おおよそ半分ぐらいが虫歯になっています。(後略)
A:劣化の程度は個人差がありますので、定期的に歯医者さんでレントゲン検査をお受けになり、隙間などが確認されたら作り直す方が無駄が少ないかと思います。
A:何か問題があればやり直しが必要になりますが、特に問題がなければ必要ありません。ただ、やはり銀歯は外してみると中がむし歯、ということは多いです。
歯科医師の回答によれば、特に問題がなければ交換の必要はないという意見もあります。
ですが、銀歯は劣化し、虫歯になる可能性があるため、歯医者さんに受診する際にはレントゲン検査を受け虫歯の有無を確認してみることが必要です。
天然歯と銀歯との間に隙間ができ、そこから虫歯になり、治療のため銀歯を外すと、銀歯の下が虫歯になることがあるようです。
毎日しっかり歯磨きをしていてもその隙間は磨くのが難しいので、そこから虫歯になってしまうようです。
交換の目安については言及されていませんが、天然歯とつめ物の間に隙間ができてしまう1~2年の間に歯科医師に見てもらい交換した方が良いのか確認してもらいましょう。
2.長い間している被せ物やつめ物は口臭の原因?
歯科医師に以下の質問をしました。
A:詰め物や被せ物を長くしていると歯と詰め物の境目から虫歯になったり、つなぎ目が大きかったりした場合にはその部分に汚れがつきやすくなったりすることで歯周病や虫歯、口臭の原因となることがあります。
そのため、必ず詰め物や被せ物を長くしているからと言って交換する必要性はなく、問題となっている場合のみに交換が必要となります。
必要のない詰め物や被せ物を撤去すると必要のない歯を削ったりすることにもつながりますので要注意です。
まずは歯科医院に定期的な管理のために受診していただき、被せ物の再製が必要であるのかどうかを判断していただくことが良いでしょう。
長いこと歯医者さんに行っていない方は、もしかしたら歯とつめ物の間から汚れがたまり虫歯や歯周病になってしまい口臭の原因になることがあります。
必要であれば交換をする。
その判断を歯科医師に仰ぐというのがよいです。
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