加齢とともに使えなくなる自分の歯。体同様に半年に1回は歯科ドックを!
体に異常がないか調べる人間ドッグは毎年行っている方も多いと思いますが、歯の状態は毎年欠かさず調べてもらっていますか?
虫歯にならない限りは行かないという人は、場合によっては数年間歯医者にいっていないという人もいると思います。
しかし、何も異常がないと自分では感じていても、歯医者に行って歯を診断してもらうことではじめてわかることもあるのです。
毎年の人間ドッグだけでなく、「歯科ドッグ」にもいってみてはいかがでしょうか?
定期検診に行こう!
「歯は痛くないから大丈夫!歯医者に行く必要はない!」なんて思っていませんか?
早く気付いてほしい初期の歯周病や初期虫歯ほど、自分では気がつけないものなのです。
なぜなら、それらのケースは痛みを感じないからです。日頃からきちんと磨いている自覚はあっても、実は歯茎の状態があまりよくなかった、というケースは多くあります。
そういった悪い状態の早期発見のためにも、定期検診にいくことは非常に重要なのです。自分では磨けないリスク部位をフォローしてもらい、虫歯や歯周病になる確率を下げる、」または予防すること。
自分では気づかない初期の歯周病や小さい虫歯の早期発見・早期治療をして歯や歯茎へのダメージを最小限にすること。口の中を健康に保つために、歯の定期検診をおススメします。
年1回でいいの?費用は?
定期検診の頻度はどのくらいが望ましいのでしょうか。
多くの歯科医師は3ヶ月~半年に1回の定期検診を推奨しています。
仕事が忙しい社会人でも、なんとか時間を見つけて定期検診が受けられるのではないかと思います。
そのくらいの頻度で歯の状態について教えてもらい、自宅でのセルフケアに努めましょう。また定期検診の費用ですが、歯の状態を見るだけならばそこまで高額にはなりません。
およそ3,000円~5,000円程度で受けられます(検診で虫歯が見つかり、別に治療を受けた場合は別です)。
3か月~半年という期間を考えればそこまでの負担にはなりません。
まとめ
歯の定期検診の大切さ、わかっていただけたでしょうか?
この記事をきっかけに、一度歯の状態を見てもらいましょう。思わぬところに病魔が潜んでいるかもしれません。
監修日:2019年12月18日
監修医 プロフィール
藤本 俊輝
日本大学歯学部歯科補綴学教室Ⅱ講座兼任講師
日本補綴歯科学会 専門医・指導医
日本磁気歯科学会 認定医
日本口腔インプラント学会 専修医
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