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2019-12-21 掲載

【歯の詰め物が取れた!】歯のトラブル時に自分でやっていいこと、いけないこと

歯のトラブル
「食事中に歯の詰め物が取れてしまった!」「子どもが転んで前歯が折れた!」など、突発的に発生する虫歯以外の歯のトラブル。
早く歯科医師に診てもらうのがいいとは分かっていても、時間帯が合わなかったり、なかなか休みが取れなかったりで、すぐには行くことができない場合も少なくありません。
「まずどうしたらいいの!?」と焦ったことがある人もいらっしゃるのではないでしょうか。
歯が抜けてしまったり詰め物が取れてしまったりしても、適切な処置をして早めに歯科医院で受診すれば、元に戻せる場合もあります。
歯医者さんに教えてもらった、いざという時に役立つ歯のトラブル対処法をまとめて紹介します。
 

詰め物・かぶせ物が外れてしまった

詰め物・かぶせ物が外れる原因は、接着剤の劣化や周辺に新しい虫歯ができたことなどが考えられます。
 

▼やるべきこと

・取れた詰め物を容器に入れて保管する
原因が虫歯でなければ、また付け直せる場合もあります。
小さいものなので失くさないように容器で保管しましょう。
 
・歯科医院へ行くまで丁寧に歯磨きをする
詰め物が取れて穴になっている部分に食べかすや汚れが詰まると、口臭や歯周病の原因になります。いつもより丁寧に磨きましょう。
 
・詰め物が取れた部分は使わず、できるだけ早く歯科医院へ行く
遅くとも2週間以内には行くのがお勧めです。
容器で保管している取れた詰め物も持って行きましょう。
 

▼やってはいけないこと

・自分で付け直す
無理に付け直すことで詰め物が外れる原因となった新しい虫歯の発見が遅れたり、唾液中の細菌が詰め物の中に入ってしまったりするなどの危険があります。
なお、取れた詰め物やかぶせ物を飲み込んでしまった場合でも、咳き込みや喉の異物感などがなければ数日で自然に排出されるので、特に心配する必要はありません。
違和感を覚える場合は、内科で受診しましょう。

歯が欠けた・歯が折れた!

転倒や交通事故、スポーツ中の事故などの外的要因のほか、食いしばりや歯ぎしり、噛み合わせの悪さなどが原因で、一部の歯だけに過剰な力がかかっていることも原因になります。
 

▼やるべきこと

・状態をチェックする
エナメル質が一部分欠けただけで歯の神経には影響がない場合は、歯科医院に行く必要はあるものの、緊急性はさほど高くありません。
欠けた部分が比較的大きく歯の神経にまで達している場合は、痛みが出る、傷口から細菌感染などが起きる可能性が高いので、できる限り早く歯科医院を訪れてください。
 

▼やってはいけないこと

・放置する
折れた歯が口内を傷つけることもあるので、たとえ痛みがなくても放置は禁物です。

歯が抜けた

虫歯や歯周病が原因の場合は難しいですが、事故などの外傷が原因で抜けてしまった場合は、元の位置に戻せる可能性があります。
「受傷から受診までの時間」「歯の周りの組織の損傷の程度」「抜けた歯の保存状態」の3つがポイントです。
 

▼やるべきこと

・自分で元の位置に戻してみる
抜けた歯の保存を良くするのに有効です。汚れている場合は学校の保健室などにある「歯牙保存液」ですすぐのが理想です。
ただ食塩水や牛乳などでも代替できます。
歯を傷つけてしまう可能性があるゴシゴシ洗いは避けましょう。
元の位置に戻すのが無理なら、抜けた歯は乾燥を避けるために口の中かコップに入れた牛乳の中で保管します。
水道水は再植に必要な細胞を壊してしまうおそれがあるので使わない方がいいでしょう。
 
・すぐに歯科医院で受診する
理想は30分以内ですが、難しい場合でもできるだけ早急に歯科医院で受診しましょう。
 

▼やってはいけないこと

・受診までに時間をかける
治療までの時間が長くなればなるほど歯を戻せる可能性が低くなってしまいます。

歯の色が黒ずんできた

転倒するなどで歯を強く打つと、その時は欠けたり折れたりしなくても歯の色が変わることがあります。
受傷の直後に歯が赤みを帯びるのは内出血による充血であり、時間が経てば歯の色も回復することが多いです。
しかし、数ヶ月後に黒ずんで来る場合は、歯の神経が死んでしまっている可能性が高く、注意が必要です。
 

▼やるべきこと

・定期健診などで経過をしっかり観察する
歯の神経が死んでしまっている場合は、まず歯の根の部分の治療を行い、その後にかぶせ物や詰め物の治療となります。
放置していると歯の根の周囲の病気につながることもあるので、定期健診にもしっかり通って早期発見を心がけると共に、異常を感じたら早めに歯科医院に行くようにしましょう。
 

▼やってはいけないこと

・放置する
すでに歯髄が死んでいる場合は元には戻らないので、治療が必要になります。

まとめ

これらの対処法は、乳歯から永久歯への生えかわりによって歯が抜ける以外は子どもの歯にもほぼ同じことがいえます。
子どもたちの歯の健康対策にも、参考にしてください。
 

<参考URL>
・埼玉県歯科医師会
・いしゃまち 歯が欠けた・歯が折れた時の応急処置と治療法
・テーマパーク8020
・歯医者が教える歯のブログ 歯の詰め物が取れた時、歯医者に行くまでにやってはいけない3つの事 
・気になる見た目!歯が黒くなる6つの原因と対処法
・歯の知りたい!
・りんご歯科クリニック

 

医科歯科ドットコム編集部まとめ

歯にもしもの事が起きてしまった際には、本記事に書いてあるような応急措置をとった上で、一刻も早く歯医者さんに診てもらうことが肝心なのですね。
医科歯科.comを使えば、そのもしもの際にもすぐに近くの歯医者さんの予約をとることができます。万が一に備え、メモしておいてもいいかもしれません。

 
監修日:2019年12月18日
 

監修医 プロフィール

医療法人社団 輝 藤本歯科長洲医院
藤本 俊輝
歯学博士
日本大学歯学部歯科補綴学教室Ⅱ講座兼任講師
日本補綴歯科学会 専門医・指導医
日本磁気歯科学会 認定医
日本口腔インプラント学会 専修医
歯科医師監修
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