2020-01-03 掲載
ストレスが原因?実は怖い「歯ぎしり」を改善する方法
パートナーあるいはご家族に歯ぎしりを指摘された経験はありませんか?歯ぎしりは歯を痛めてしまうため、放置してしまうと歯がボロボロになってしまったり、歯や顎に悪影響を及ぼして歯周病になってしまうこともあります。歯ぎしりを改善する方法はあるのでしょうか。歯科医師に伺いましたのでご紹介します。
目次
1.歯ぎしりを止める方法はない!?症状を軽減させる方法とは
歯科医師に下記のような質問をしています。
Q:歯ぎしりを直す方法はありますか?
A:歯ぎしり自体を止める方法は無い様です。つまり、歯ぎしりは誰でもするものですが、その程度が激しい場合に、歯や顎、顔面に何かしらの症状が出てしまうようです。
ですので、ナイトガードと言われる装置を装着してお休みになることで、歯に対する力の影響は、少し改善すると思います。
ですので、ナイトガードと言われる装置を装着してお休みになることで、歯に対する力の影響は、少し改善すると思います。
A:歯ぎしりを止めるのはなかなか難しいと思います。そこでマウスピース(歯ぎしり用のナイトガードというもの)を入れ、それ以上歯がすり減ったり歯や顎を痛めないようにする必要がありますね。
歯科医師の回答によれば、残念ながら歯ぎしりを止める方法はないようです。しかし、歯を痛めないようにナイトガードと呼ばれるマウスピースを装着することで、歯ぎしりの影響を軽減させることができます。
2.放置して習慣化すると、さまざまな症状が起きてしまう!
厚生労働省が発信している生活習慣病予防のための健康情報サイト「e-ヘルスネット」の情報によれば、歯ぎしりの原因と歯ぎしりによって起こりうる症状について、下記のように記載されています。
(前略)また歯ぎしりは、自覚症状がない場合も多く、診断が困難とされています。歯ぎしりの原因としてストレスや歯並びなどが考えられていますが、現時点では不明であり今後の研究が期待されています。
歯ぎしりが習慣化すると、歯がすり減るだけでなく、あごの関節に力が伝わり顎関節症や顔面痛だけでなく、筋の緊張による頭痛・肩こりなど身体にいろいろな症状が起こる可能性も示唆されています。さらには、冷たいものがしみる知覚過敏や歯周病を悪化させる要因とも考えられています。(後略)
引用元(一部抜粋):厚生労働省:(「生活習慣病予防のための健康情報サイト」e-ヘルスネット,情報提供,健康用語辞典,歯・口の健康,歯ぎしり)閲覧日:2019/09/18
歯ぎしりが習慣化すると、歯がすり減るだけでなく、あごの関節に力が伝わり顎関節症や顔面痛だけでなく、筋の緊張による頭痛・肩こりなど身体にいろいろな症状が起こる可能性も示唆されています。さらには、冷たいものがしみる知覚過敏や歯周病を悪化させる要因とも考えられています。(後略)
引用元(一部抜粋):厚生労働省:(「生活習慣病予防のための健康情報サイト」e-ヘルスネット,情報提供,健康用語辞典,歯・口の健康,歯ぎしり)閲覧日:2019/09/18
上記に記載されているように、歯ぎしりによってさまざまな症状が起きてしまいます。筆者(女性・20代)の親(男性・50代)が歯周病治療の際に、歯ぎしり(食いしばり)防止のためにナイトガードと呼ばれるマウスピースを作製しました。歯ぎしりが強いと歯や顎へ悪影響があり、歯周病に繋がるためです。
こちらは保険適用で、歯医者さんで作製ができるようです。マウスピース(ナイトガード)はあくまで予防策ではありますが、症状を悪化させないためには必要かと思います。歯ぎしりや食いしばりから大切な歯を守りましょう。
寒河江 英子(Eiko Sagae)
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