今すぐ歯周病予防をすべき理由!総入れ歯の噛む力は5割以下に
「総入れ歯にするのなんて高齢者のお話しでしょ?」なんて考えていませんか?近年、若い人でも歯周病の人が増えていると言われています。歯周病は多くの歯を一気に失ってしまう最も大きな原因です。歯のケアを怠ってしまうと他人事ではなくなります。今回は、入れ歯について歯科医師に伺いました。
目次
1.総入れ歯の噛む力は自分の歯と比べて3割~5割程度
歯科医師に下記のような質問をしています。
歯科医師からの回答によると、個人差はありますが総入れ歯にすると3割~5割程度、噛む力が落ちてしまうようです。慣れればある程度何でも噛めるようになりますが、支える力が歯ぐきだけになりますので固いものを噛むことは難しくなるでしょう。
しかし、歯周病などで歯のほとんどがグラグラな方は、総入れ歯の方が噛める場合があるようです。歯周病になると歯を支えていた骨が徐々になくなり、歯を支える力を失ってしまいます。当然、そうなると噛む力はなくなってしまうでしょう。
2.歯周病予防に取り組み、残せるなら残すべき自分の歯
総入れ歯の噛み心地は実際どのようなものでしょうか?同じ質問の中で、噛み心地ついて回答されているものをご紹介します。
総入れ歯にしてしまうと全て自分の歯ではありませんから、噛んでいる感覚は失われてしまうようです。少しでも自分の歯を残せるのならできるだけ自分の歯を残した方が、噛み心地や温かいもの冷たいものを感じられて食事を楽しむことができます。
歯を失う原因は虫歯や歯周病など様々ありますが、中でも特に怖いのが歯周病です。近年若い方でも増えていて、歯並びの悪さから歯磨きがうまくできておらず歯周病になってしまうケースもあるようです。
歯周病は歯ぐきが腫れ、歯を支えている骨を溶かす怖い病気です。初期の段階では気付きづらいため、症状が現れる前から予防に取り組むことがなによりも大切になります。普段の歯磨きを丁寧に行い、歯間ブラシやデンタルフロスなど補助器具を使用することが歯周病には効果的です。
そして、定期的に歯医者さんで歯のクリーニングをすることが予防になります。お口の健康維持のために予防に取り組むという考えが広まっています。歯周病の原因となる食べカスや歯垢、歯石を取り除いて清潔を維持するよう心がけましょう。
歯医者さん検索サイトである医科歯科.comでは、「予防歯科」で「ネット予約・電話予約」ができる歯医者さんが5,679件(2019年12月4日現在)あります。「土日診療」や「21時以降」など絞り込み検索もできます。定期的に通いやすい歯医者さんを見つけるために、ぜひ利用してみてください。
全国の「予防歯科」で予約できる歯医者さん一覧ページはこちら
全国の歯医者さん一覧ページはこちら
人気記事
-
1
-
2
-
3
-
4
-
5