マスクが品切れ…肌に優しいガーゼマスクの作り方【簡単!直線縫いだけ】
新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに、マスク需要が高まり店頭からマスクが消えているそうです。
筆者も2020年2月2日(日)に都内のスーパーへ立ち寄ったところ、マスクが品切れの状態でした。
不織布(ふしょくふ)製のマスクを作ることはできませんが、「ガーゼマスク」ならご家庭でも作ることができます。
今回はガーゼマスクの作り方についてご紹介します。
材料(大人用)
・ガーゼと好みの布 タテ25cm×ヨコ40cm
・手縫い糸と針 (ミシンで縫ってもOK)
・ゴム紐 35cm×2本
・安全ピン 1つ
肌に優しいガーゼマスクの作り方(18枚合わせ)
今回使用する布は、綿100%のガーゼと平織り生地の2種類を重ね合わせています。
ダブルガーゼの生地があれば1枚で良いですが、なくてもこのようにガーゼを重ねることで作ることができます。
タテ25cm×ヨコ40cmにカットした生地を、上下3つ折りにして、アイロンをかけます。
下側を折り返し、次に上側を折り返します。完成の目安はタテ10cmですが、このとき好みの長さに調節しても良いです。
ガーゼの面が表側に来るように折り返すと、着用時に肌触りが良くなります。
左右も折り返します。完成の目安はヨコ12cmですが、好みの長さに調節しても良いです。
更に折り返します。アイロンをかけて折れ目を付けると仕上がりがきれいです。
右端は中に折り込みます。
端から1.2cmくらいをなみ縫いします。安全ピンが通るくらいの幅が目安です。
両端、なみ縫いします。今回は、分かりやすくするために赤糸を使用しています。
安全ピン1つと、35cmにカットしたゴム紐を2本用意します。
ゴム紐に安全ピンを刺して、両端にゴム紐を通します。
布をしごきながら、ゴム紐の付いた安全ピンを通していきます。
安全ピンなので、ゴム通し(紐通し)がなくても簡単にできます。
ゴム紐を通したら、かた結びをします。
結び目は布の中に入れてしまえば気になりません。
完成です!直線縫いだけですので、ぜひ好みの布で作ってみてください!
<子どもサイズを作る場合>
・布サイズ タテ22cm×ヨコ37cm
(仕上がりサイズ タテ8cm×ヨコ11cm)
・ゴム紐 26cm×2本
厚生労働省のマスク使用の考え方
ガーゼマスクについて、厚生労働省の資料(6ページ)で下記のように記載されています。
医科歯科ドットコム編集部コメント
ガーゼマスクを作ってみましたが、厚生労働省の資料によると、市販されているマスクでガーゼマスクの割合いは約3%とかなり少ないようです。
理由としては、ガーゼマスクのフィルター性能は、市販の不織布マスクと比較しても十分な効果を得られないという点にあると思われます。
しかしながら、マスク不足に陥っている緊急時では、何も着用しないよりは良いのではないでしょうか。
感染症などを予防するためには、人混みをできるだけ避けること、手や指を清潔に保つことが予防策としては重要になります。
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