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2020-03-25 掲載

【産業医に聞く】気分が沈みがちな今伝えたい!メンタルヘルスを自分で健康に保つ3つの方法

年度が替わる春は、色々と立て込み憂鬱になりがちです。特に今年は感染症対策で気を使うことも増え、気分が沈みがちになっている方も多いのではないでしょうか。
 
今回は心の健康はどう気を付けたらいいのか、何をしたらいいのかを産業医事務所である合同会社ケンワーク代表、津田健司(つだ けんじ)医師に聞きました。
 

 

1)身体の健康を意識して保つ

五月病などを発症しないために大事なことは、当たり前のようですが、果物・野菜を食べ、体を動かし、きちんと睡眠を取り、規則正しい生活を送ることです。
 

|週3日以上1回45分の運動は効果的

運動がメンタルヘルスに良いということは様々な研究で示されていて、1回45分、週3~5日程度行うと、最もストレス低減に効果的だと言われています。
 
運動の種類でいうと、チームスポーツが最もおすすめです。
 
運動自体の効果に加えて、仲間とスポーツをすることで連帯感が生まれ、孤立感を和らげてくれるからです。
 
この他、サイクリング、エアロビクス、ジムでの運動、ヨガや太極拳などもメンタルによい運動の代表です

 

2)「家事」をして不調を減らす

米国で120万人以上の方を対象に行われた研究では、家事にもメンタルヘルス不調を減らす効果があると報告されています。
 
また、家事はランニングや筋トレなどの運動と同じように、死亡率減少や心臓病の発生率低下の効果があると報告されています。
 
普段運動不足な方は、床の雑巾がけや掃除、芝刈り、雪かき、洗車など比較的強度の高い家事を積極的にやると良いと思います。
 
一方、夫が家事に参加しないと、妻の幸福度は低下すると言われていますし、韓国からは、「夫の家事への参加に不満を抱いた人は、満足している人よりも自殺について考える可能性が2.65倍高かった」という恐ろしい報告があります。
 
家事を普段あまりされていない方こそ、是非進んでやってみると、ご自身の心身の健康に加えて、家庭の雰囲気にもよい効果があるかもしれません。

 

3)状況に応じた趣味をみつける

運動に限らず、屋内でできる趣味と屋外でできる趣味、一人でできる趣味と複数人でできる趣味といった具合に、状況別にいろいろな趣味があるとよいと思います。
 
そしてまた、楽しむ中でもかえって負担を増やさないように、自分でコントロールをすることも重要です。
 
大型連休で遊びすぎない、現実的な予算にする、アルコールを飲みすぎない、食べすぎないなど、誘われてもノーという勇気をもつことも大事です。

 

医科歯科ドットコム編集コメント

行動が制限されがちですが、そんな中だからこそご自身で心身ともに健康を保つことが重要ですね。
 
ぜひご自分の環境や好みに合わせて本記事お試しいただければと思います。
 
心身ともにいつもとあまりに違う状態から回復できないという場合は、医師へのご相談もご検討ください。

 
取材日:2020年3月12日
 
医科歯科.comではクリニックの検索&予約いただけます。
 

プロフィール

津田 健司(つだ けんじ)医師
 
<略歴>​
1984年生まれ/千葉県出身​
2003年開成高校卒業​
2010年北海道大学医学部卒業/同年より亀田メディカルセンター初期研修医​
2012年より同院血液腫瘍内科後期研修医​
2013年より帝京大学ちば総合医療センター血液・リウマチ内科後期研修医​
2014年より助手​
2015年より帝京大学大学院医学研究科第一臨床医学専攻博士課程​
2018年博士課程早期修了/博士(医学)​
2018年合同会社ケンワーク代表社員​
 
<資格>​
日本医師会認定産業医​
日本血液学会血液専門医​
日本内科学会総合内科専門医​
日本内科学会認定医​
抗加齢医学会抗加齢専門医
 

<YouTubeにて医学専門知識をわかりやすく解説中♪>
仕事と心の保健室

医科医師医師取材津田 健司 医師メンタルヘルス産業医セルフケア
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