【簡単!1分で完成!】キッチンペーパーで緊急用の簡易マスクを作ってみた!

 
新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに、マスク需要が高まり店頭からマスクが消えているそうです。
 
筆者も2020年2月2日(日)に都内のスーパーに行ったところ、既にマスクは在庫なし…
 
そんなわけで、とにかく簡単で家にあるものだけで、緊急用の簡易マスクを作ってみました!

材料

・キッチンペーパー 1枚
・輪ゴム 4本
・ホチキス (2針)

家にあるもので作る緊急用の簡易マスク


 
使用するものは、この3種類だけ!
 

 
キッチンペーパーを交互に折り目を付けて、じゃばら折りにしていきます。
 

 
折り紙のように、きれいに幅を合わせて最後まで折っていきます。
 

 
2つの輪ゴムを結びます。これを2つ作ります。
 

 
折りたたんだキッチンペーパーの端に輪ゴムを合わせて、ホチキスを留めます。
 

 
輪ゴムがホチキスの針の真ん中を通るようにします。
 

 
両端をホチキスで留めたら、優しく折り目を広げます。
 

 
完成!!!すごい簡単!!
 

 
形がいいのか、意外とフィット感があります。

キッチンペーパーを2枚重ねてみた

しかし、1枚ではなんだか心もとない感じなので、キッチンペーパー2枚重ねでも作ってみました。
 

 
ホチキスの針が留まるのか心配でしたが、2枚でも全く問題なし!
 

 
キッチンペーパー1枚で作ったときより、形がしっかりしています。
 

厚生労働省のマスク使用の考え方

家庭用として販売される一般的な不織布(ふしょくふ)製マスクについて、厚生労働省の資料(2ページ:要約)で下記のように記載されています。

『不織布(ふしょくふ)製マスクのフィルターに環境中のウイルスを含んだ飛沫がある程度は捕捉されるが、感染していない健康な人が、不織布製マスクを着用することで飛沫を完全に吸い込まないようにすることは出来ない。よって、咳や発熱等の症状のある人に近寄らない(2メートル以内に近づかない)、流行時には人混みの多い場所に行かない、手指を清潔に保つ、といった感染予防策を優先して実施することが推奨される。』
資料一部抜粋:厚生労働省:新型インフルエンザ流行時の日常生活におけるマスク使用の考え方 平成20年9月22日
閲覧日:2020/02/03

医科歯科ドットコム編集部コメント

こちらのマスクは、緊急用の簡易マスクです。花粉やウイルスなどを完全に防ぐものではありません。
 
効果は劣りますが、市販のマスクが手に入らない場合や災害時、緊急の場合に覚えておくと、いざというときに活用できるかも知れません。
 
感染症に対しては、厚生労働省の資料にあるように、人混みをできるだけ避けて手や指を清潔に保つことが予防策としては重要になります。
 
<関連記事>
▶マスクが品切れ…肌に優しいガーゼマスクの作り方【簡単!直線縫いだけ】
▶「薬と違い基準がない為、マスクは種類よりつけ方が大切」マスクの扱い方を薬剤師が説明!