毎日きちんと歯磨きをしているのに、虫歯になってしまった経験はありませんか?実は食事のとり方がポイントのようです。虫歯予防のためにできることを歯科医師に伺いました。甘いものが好きな方は気を付けた方が良いかも知れません。
目次
1.虫歯ができてしまう理由とは?改善のポイントは食事のとり方
歯科医師に下記のような質問をしていますのでご紹介します。
甘い食べ物を極力控えることをお勧めします。
普段の歯磨き以外で虫歯予防のためにすべきことは、食事のとり方がポイントのようです。
1.食事の時間を短くして食事の頻度を抑える(ダラダラ食べない)
2.虫歯菌の餌である甘いもの(糖)を控える
3.夜寝る直前は食事を摂らない(夜に細菌が増える)
2.フッ素で歯質を強化!フロスやデンタルリンスもおすすめ
同じ質問の中に下記のような回答もありましたのでご紹介します。
食事のとり方以外の虫歯予防の方法です。歯質を強化するフッ素を歯に塗り付けること、フロスやデンタルリンスを使用したオーラルケアが必要という意見が多く見られました。フッ素入りの歯磨き粉もありますので、そういったものを選ぶこともおすすめです。
3.虫歯にならないために、食生活と歯磨きの仕方を変えよう
歯磨きをしているのに虫歯になってしまう理由は、食事の頻度が多いことや甘い飲み物・食べ物を好んで摂ってしまうことにあるようです。昔から甘いものは虫歯になると言われていますが、意識していない間食や甘い飲み物を好んでいませんか?
食後にきちんと歯磨きをすれば良いですが、そのままの状態を放置してしまうと虫歯菌に餌を与えていることと等しいと言えます。普段から食後に歯磨きする習慣を身に着けることが大切です。外出中ですぐに歯磨きができない場合は、お口を水でゆすぐだけでもした方が良いかも知れません。
無論、夜間に食事をして歯磨きをせずに寝てしまうことも虫歯の原因となります。一般的に、夜寝ている間にお口の中の細菌が増えると言われています。夜は寝るだけだからと手短に済ませるのではなく、夜こそしっかりオーラルケアをする必要があります。
歯科医師の回答の中に、フロスやデンタルリンスの使用を勧めている回答も多くありました。要するに、食後しっかり磨く必要があるということです。普段の歯磨きを見直す良い機会かも知れません。中には、キシリトールが含まれるガムも有効という回答もありました。
歯医者さんでは、虫歯予防として主にお子さんに対して歯にフッ素を塗り付けることや、シーラントと言って歯の溝を埋める処置をおこなっています。小さなお子さんがいらっしゃる方はそういった処置もおすすめです。虫歯にならないためにも、ご家庭でのケアだけでなく歯医者さんで予防歯科に取り組んでみてはいかがでしょうか。
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