歯磨きを忘れてうっかり寝てしまったという経験はありませんか？多くの方が毎日、朝と夜に歯磨きをされていると思いますが、夜に歯磨きをしないとお口の中に細菌がいっぱいになり、虫歯や歯周病になってしまう可能性があるようです。歯磨きのベストなタイミングについて、歯科医師からの回答をご紹介します。
目次
1．歯科医師が回答！絶対外せないタイミングは夜寝る前の歯磨き
歯科医師に対して下記のような質問があります。
お口の中の虫歯菌が食べかすを餌にして虫歯を作ってしまいますので、食後すぐに磨く事をお勧め致します。
歯科医師からの回答によれば、やはり食後すぐに歯を磨くことが良いようです。放置してしまうとお口の中の虫歯菌が食べカスを餌にして虫歯を作ってしまいます。特に甘いものなど糖が含まれていると、細菌が糖を分解して酸を出し、歯を溶かしてしまいます。
そして、多くの歯科医師が「夜寝る前の歯磨き」が重要だと回答していました。就寝中は殺菌作用のある唾液の分泌量が減り、細菌が活発化してしまうようです。夜に眠れないからとココアやホットミルクなどを飲んだなら、その後もきちんと歯磨きをしましょう。
2．歯ブラシだけでは歯周病に！？フロスや歯間ブラシがおすすめ
同じ質問の中に下記のような回答もありましたのでご紹介します。
1日2回 朝夕食後がベストです！
（中略）
ただほとんどの日本人が朝夕食後磨いていますが、45歳以上では半分の方が歯周病に罹患されています‼️
歯ブラシだけだと汚れの取り残しが出て来てしまうのでフロスや歯間ブラシ
30代ですとフロスを使っていただいた方がいいかと思います‼️
こちらの歯科医師によると、朝夕食後に歯を磨いていたとしても歯周病で悩む人は多いようです。歯周病は、初期では痛みなどの症状がなく気付きづらい病気と言われています。いつも通り歯ブラシだけで磨いていると、いつの間にか歯周病になってしまうかも知れません。
歯ブラシだけでなく、デンタルフロスや歯間ブラシなどの補助器具を使用してていねいに汚れを落とすことが大切です。夜だけでも、そういった補助器具を使用してしっかり磨くようにしましょう。
近年では歯の予防意識が高まり、定期的に歯医者さんで歯のクリーニングを行う「予防歯科」というものを推奨しています。磨かれた歯の表面はつるつるして気持ち良くなり、さらに歯をコーティングしてくれるため歯垢が付きづらくなります。また、歯磨き指導もあり磨き方についても教えてくれます。
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