妊婦さんのお口の状態が赤ちゃんに影響!妊婦さんがすべきこと、気をつけたいこと

 
これから出産を控えている妊婦さんは、自分のお口のケアをしっかりできていますか?
妊婦さんのお口の状態が生まれてくる赤ちゃんにどのように影響してしまうのでしょうか。
また、そのために今からできることはあるのでしょうか。歯科医師に聞きました。

 

目次

  1. 将来、お子さんに生えてくる歯のために妊婦さんがすべき3つのポイントとは
  2. 妊娠中に気をつけたい食事の4つのポイント
  3. 妊婦さんが全身疾患にならないために虫歯や歯周病をしっかり治し、予防しましょう

 

1.将来、お子さんに生えてくる歯のために妊婦さんがすべき3つのポイントとは

Q:赤ちゃんの歯を丈夫にするために妊娠中にできることはありますか。
A:妊娠中のママからの栄養でお腹の中にいる赤ちゃんの歯は作られます。お腹の赤ちゃんに丈夫な歯をつくってあげるために、カルシウムリン、タンパク質、ビタミンA・C・Dなどの栄養素を含む食品をママがバランス良くとるようにしましょう。
A:妊娠中は胎児の歯ができる時期に当たります。特にできることはないと思いますが、熱や体調不良が続くと歯に影響がでる場合があります。健康でいることが一番の予防でしょう
引用元:むさしの歯科医院 島田 顕 歯科医師 回答日:2017/10/26
A:お母さんの虫歯の治療をしておく
引用元:すえはら歯科医院 末原 宏明 歯科医師 回答日:2016/02/25

将来、生えてくれる歯のために妊婦さんがすべき3つのポイントをまとめました。
1.バランスの取れた食事をする
2.体調面に気をつけ、健康でいること
3.お母さんの虫歯を治すこと

 

2.妊娠中に気をつけたい食事の4つのポイント


妊婦さんがお口のトラブルを抱えていると、赤ちゃんは妊婦さんから栄養をもらっているので、少なからず影響するということが分かりました。
では、バランスの取れた食事というのはどういったものがあるのでしょうか。

厚生労働省が出している「妊産婦のための食生活指針」(※1)から4つのポイントが以下です。
1.エネルギーをしっかりと得られる主食を中心に摂ること
2.不足がちなビタミンやミネラルは副菜で補う
3.身体つくりの元となる主菜は適量
4.牛乳や乳製品などからカルシウムを十分に摂ること

上記の4つのポイントを踏まえた上で、妊婦さんは妊娠する前・妊娠初期(身体活動レベルが「ふつう」以上の1日分の適量)では、約2,200kcalが必要です。
また、もちろんですが、お酒やたばこは赤ちゃんにとって良くないので、控えましょう。

 

3.妊婦さんが全身疾患にならないために虫歯や歯周病をしっかり治し、予防しましょう


妊婦さんが赤ちゃんのためにできることは体調管理やそのための食事、予防が大切であることが分かりました。また食事をした後は、お口をきれいに保つために、歯磨きをすることも忘れてはいけません。
それができなければ、お口のトラブルに発展してしまいます。さらに、虫歯や歯周病から全身疾患につながる場合もあるので、できるだけお口のトラブルは避けたいです。ですので、生まれてくる赤ちゃんのためにもしっかり予防をすることが大切です。
何気ない普段の食事一つひとつが赤ちゃんの身体を作っていることを忘れずに、健康に対する意識を高めていきましょう。
 
そのためにもまずは自分のお口がどんな状態なのか、確かめるためにも歯医者さんに行きましょう。
 

<参考>
(※1):厚生労働省「妊産婦のための食生活指針」パンフレット内面

 
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金子 諒航(Yoshikazu Kaneko)