歯を白くするホワイトニング、セラミック、マニキュアそれぞれの違いは?

芸能人の歯って、とてもきれいだと思いませんか?
笑顔が素敵な人の口元を見てみると、歯が黄ばんでいないし、歯並びもいい人がほとんどです。
実は、ほとんどの芸能人が、歯を白くするためにホワイトニングまたはセラミックの治療をやっているそうです。
具体的に、どんな治療なのかご紹介したいと思います。

 

芸能人は「歯の白さ」がマスト

芸能人は、ホワイトニング治療で一般の患者より「歯の白さ」を求めます。テレビに映る職業柄、通常よりもかなり白く仕上げる必要があるのです。
私たちは、初対面の人と会ったとき、まずは第一印象でその人がどんな人か判断します。
特に芸能人は、好感度を高めたり清潔感をアピールしたりするためにも第一印象が大事です。
「歯の白さ」は、芸能人と切り離せないものなのです。

 

ホワイトニングとセラミックどちらにする?

歯を白くしたい方は、ホワイトニングまたはセラミックをおすすめします。
ほかにも歯にマニキュアを塗る方法もあるのですが、手軽な反面、歯とマニキュアの間に汚れが溜まりやすい上、定期的に塗り直さないといけないしはがれやすいという課題もあります。
そのため、効果をしっかりと感じるにはホワイトニングかセラミックのどちらかがいいでしょう。
ホワイトニングは、歯を削らないで白い歯を手に入れる方法です。
ホワイトニングにもいろいろあり、オフィスホワイトニング、ホームホワイトニング、デュアルホワイトニングなどがあります。
 
オフィスホワイトニングは、施術は歯科医院で行ってもらい歯を白くします。
具体的には表面に付着している汚れや着色を落とした後にホワイトニング剤を塗布して、歯の色を白くしていきます。薬剤の濃度が高いため、しみやすいというデメリットもあります。
ホームホワイトニングは、自宅でもできるマウスピースや薬剤で時間をかけて歯を白くしていきます。
しみにくいですが、時間がかかるというデメリットもあります。ただ2週間毎日行えば、変化を感じるはずです。
3つ目は、デュアルホワイトニングです。
これは、ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングのメリットを組み合わせたものと考えてください。
短期間ですみ、効果もしっかり感じられることを考えると、費用が高いというデメリットも気になりません。
 
一方のセラミックは、歯を削って白い歯を手に入れる方法です。
歯を削ってから型取りをして仮歯に置き換え、その間に模型を作製して、完成したらセラミックを口の中にセットします。
セラミックには、オールセラミックとラミネートベニアなどがあります。
オールセラミックは名前の通り、すべてセラミックでできているかぶせ物です。
金属アレルギーの方でも安心して使えるし、見た目もきれいな印象になりますよ。
一方ラミネートベニアは、つけ爪のように歯の表面に貼りつけます。
歯ぎしりなど例外的な場合をのぞき、はがれる心配はほとんどないので安心して利用できます。

 

どの部分をキレイにする?

ホワイトニングにしろセラミックにしろ、すべての歯をキレイにするとなると、それなりにお金もかかります。
特に気になる部分はどこか、まず鏡で自分の歯をチェックしてみた上で、どの部分を治療するか考えてみましょう。

 

前歯をキレイにする

笑ったときに一番目立つのは前歯です。前歯の歯並びが悪かったり黄ばんでいたりしたら、それだけで清潔感がなくなってしまいます。
前歯だけをキレイにするだけでも、見た目の印象はかなり変わりますよ。

 

下または上の奥歯をキレイにする

下の奥歯は、食事のときや思いっきり笑ったときに意外と見えてしまうものです。奥歯に金属の詰め物をしていると、気になることがありますよね。
そして横からも見えることがある、上の奥歯。
下の奥歯と同じように金属の詰め物をしていると、気になる箇所です。
上下の奥歯をまとめて白くするのも、一つの方法です。
 
ホワイトニングの治療が終わったからといって、そのままにするのでなくメンテナンスをしっかりとすることが大事です。
特にセラミックのメンテナンスは定期的に受けましょう。
歯が白くなることで、人前で話すことや笑顔にも自信がつきます。歯の白さは大事です。
歯のプロである歯医者さんに、気軽に相談してみませんか?

 

医科歯科ドットコム編集部コメント

歯を白くする方法は様々ですね。クリニックで自分に合った治療方法を相談するのはいかがですか?歯医者を探すならは医科歯科.comから!

 
監修日:2020年1月21日
 

監修医 プロフィール

医療法人社団 輝 藤本歯科長洲医院
藤本 俊輝
歯学博士
日本大学歯学部歯科補綴学教室Ⅱ講座兼任講師
日本補綴歯科学会 専門医・指導医
日本磁気歯科学会 認定医
日本口腔インプラント学会 専修医