入れ歯をつけたまま寝るのはあり?その疑問に歯科医師がズバッと回答!

 
入れ歯はコンタクトのように寝る前に、外した方がよいのでしょうか?疲れて帰ってきて入れ歯のお手入れをするのがちょっと面倒だと感じてもこの記事を読めば毎日しっかりメンテナンスしてから寝よう!と思えるはずです。入れ歯をつけたまま寝るとどうなってしまうのか歯科医師に聞きました。

目次

  1. 入れ歯をつけたまま寝ると誤嚥性肺炎や細菌増加の原因になる
  2. 残っている歯が少ない、歯ぎしりの強い方はあえて入れ歯をした方が良い場合も
  3. 入れ歯を清潔に保つことを忘れずに

1.入れ歯をつけたまま寝ると誤嚥性肺炎や細菌増加の原因になる

歯科医師に以下の質問をしました。

Q:初めて入れ歯にしました。寝ている間も入れ歯はずっと入れたままでよいのでしょうか。

A:一般的に就寝時に最も口腔内の細菌が増殖すると言われています。
入れ歯のバネがかかる部分は特に汚れが溜りやすいので、就寝前に通常の歯磨きに加えて入れ歯の清掃を行い、入れ歯は外して就寝されることをお勧めします。

引用元:エルモ歯科 石塚 淳人 歯科医師 回答日:2018/12/04

A:装着したまま就寝してしまうと目には見えない菌が増殖してしまい、お口の中で炎症を引き起こしてしまいます。そして呼吸器へ侵入した細菌は誤嚥性肺炎になる事もありますので必ずブラシで洗浄してから水中保管して下さい。

A:寝ている間に入れ歯が外れて飲み込んでしまい、救急車で搬送された事例が数多くあります。起きている間はなるべく着けて、寝るときは外して洗浄剤などに漬けておきましょう。

歯科医師の回答によると、寝ている間はお口の中の細菌が最も増えるため、入れ歯を着けたまま寝ることは細菌の増殖や炎症を引き起こす原因にもなります。さらにはその細菌が呼吸器へと入り、誤嚥性肺炎になる可能性もあります。また、入れ歯を着けたままで寝ることは誤って飲み込んでしまう場合もあるため、寝る前は入れ歯を外し、洗浄剤につけて保管することが大切です。

2.残っている歯が少ない、歯ぎしりの強い方はあえて入れ歯をした方が良い場合も

同じ質問の別の回答です。

A:通常は、お休みになるときは粘膜を休めるために入れ歯を外していただきます。しかし、歯が数本残っている様な場合は、残った歯で粘膜を傷つけないように、入れ歯を入れたままお休みになる場合も有ります。

引用元:もろとみ歯科 諸冨 彰彦 歯科医師 回答日:2018/12/04

A:歯ぎしりが極めて強いなどの特別なケースでなければ就寝中は義歯は外してください。つけっぱなしにして義歯が不潔になると口腔内も不潔になってしまいます。

 

歯科医師の回答によると、基本的には粘膜を休めるためや義歯を清潔に保つために入れ歯を外します。ですが、残っている歯の数が少ない場合や、歯ぎしりの強い方は入れ歯をしたまま寝る方が良いという場合もあります。寝るときに入れ歯を外した方がよいのか、または着けたままの方がよいのかご自分での判断が難しいという方は歯科医師に相談することをおすすめします。

 

3.入れ歯を清潔に保つことを忘れずに

唾液には殺菌作用があり、寝ている間は唾液の分泌量が減ってしまうためお口の中の細菌が増える傾向にあります。その状態で特別な理由がなく入れ歯をつけたままでいることは、お口の中の細菌の増殖を促進させることになるため注意が必要です。寝ているときに入れ歯をとる、もしくは着けたままであっても、洗浄液につけるなどして入れ歯を清潔に保ち管理することを忘れずに行いましょう。

医科歯科.comでは全国の歯医者さんを検索できますしさらに、具体的に診療科目を絞り歯医者さんを検索することもできます。今回であれば、入れ歯・義歯を科目で選択すると、全国で入れ歯・義歯の治療が受けられる歯医者さんは、6,285件(2019年11月13日時点)出てきます。ご自宅や勤め先から近い歯医者さんなどを電話やネット(24時間)から予約できます。

現在、虫歯や歯周病などの症状が出ている方、もしくはしばらく歯医者さんに行っていない方も医科歯科.comを使い歯医者さん選びをしてみてはいかがでしょうか。

入れ歯・義歯の治療が受けられる全国の歯医者さん一覧ページはこちら
全国の歯医者さん一覧ページはこちら

金子 諒航(Yoshikazu Kaneko)