お風呂の歯磨きは若返りホルモン「パロチン」が出てきて美肌効果アップ!


お風呂に浸かっている時って、案外やることがなくて暇ですよね?
実は、そんな時間を使って歯磨きをするだけで美人度がアップしちゃうんです。
では、実際にどのような効果があるのか見ていきましょう!
 

丁寧に歯を磨ける

ゆっくりと湯船に浸かっている間に歯磨きをすると、普段よりも集中して丁寧に歯を磨くことができます。
集中する、という行為には頭をスッキリさせる力もあるため、一日の疲れをとるという意味でも、お風呂での歯磨きは効果的といえます。
また、丁寧に歯を磨くと、結果的に湯船に入っている時間も増えます。じっくりと身体を温めることで汗腺が開きやすくなり、身体から老廃物を流すことにもつながるでしょう。
 

汚れが落ちやすい

身体が温まると血流が良くなり、歯茎が緩みます。
さらに温まって緩んだ状態の歯茎を優しくマッサージすると、歯周病や口臭対策にもつながると言われています。
爪でひっかいて傷つけないように気を付けながら、丁寧にマッサージしてみましょう♪
 

若返る!?

身体がリラックスした状態になると、副交感神経が働くようになります。
湯船に浸かっているときは身体が温まってリラックスできますよね?副交感神経が働くと唾液が分泌され、その状態で口の中を刺激すると、サラサラの唾液が分泌されやすくなります。
そのサラサラの唾液に含まれているのが、パロチンという成長ホルモンです。
パロチンは「若返りホルモン」とも言われ、美容に良い効果がたくさんあると考えられています。
主な働きは、肌や髪を健康に保ったり、歯や骨の再石灰化を促すことが挙げられます。
肌も歯も、なんてすごいホルモンだと思いませんか?パロチンの分泌のピークは24歳頃と言われています。
20代以降の方は特に、意識的に分泌されるように働きかけましょう!
 

まとめ

時間もかからず、お金もかからない。お風呂で歯を磨く、ただそれだけでこれほどまでの美容に良いなんて、すごいと思いませんか?ぜひ習慣化して、より美しくなりましょう!

 
監修日:2019年12月18日
 

監修医 プロフィール

医療法人社団 輝 藤本歯科長洲医院
藤本 俊輝
歯学博士
日本大学歯学部歯科補綴学教室Ⅱ講座兼任講師
日本補綴歯科学会 専門医・指導医
日本磁気歯科学会 認定医
日本口腔インプラント学会 専修医