すきっ歯の改善にも?白くてきれいな歯を手にする方法


ホワイトニングを経験したことがある方はご存知かと思いますが、ホワイトニングは元の色に戻ってしてしまうことがデメリットです。また、筆者(女性・20代)が歯医者さんでホワイトニングを利用した際、一度では期待したような白さにはなりませんでした。何度も利用することになればその分費用も掛かりますし、薬剤によって歯を痛めてしまうこともあります。

そこで今回ご紹介するのは、ホワイトニングではなくラミネートベニアという方法です。この方法のメリットデメリットを歯科医師に伺っていますのでご紹介します。

目次

  1. ホワイトニングとラミネートベニアそれぞれのメリットデメリット
  2. ラミネートベニアは剥がれない?強度について歯科医師が答える

1.ホワイトニングとラミネートベニアそれぞれのメリットデメリット

Q:ホワイトニングとラミネートベニアのメリットデメリットを教えてください。
A:ホワイトニングとは過酸化水素という薬剤を使用して、天然歯(自分の歯)のエナメル部分に染み込んでいる色素を分解して歯の明度を上げて白くします。歯を削る、研磨剤で磨くのではなく、過酸化水素で白くなります。
ラミネートベニアは短期間の処置で歯を白く、また形を整えることができますが、取り外すことができません。薄くではあるが自分の歯を削る必要があります。ホワイトニングと比較すると高コストになります。
A:ホワイトニングは薬液を使って白くする方法です。後戻りをするデメリットがありますが、天然歯を傷つける事がないというメリットがあります。
ラミネートベニアは歯を一層削ってセラミックの歯を貼付ける方法です。綺麗に出来るうえ、変色もなく、削る量も少ないのですが、デメリットはやはり歯を削る事、また、ベニアはまれに破折したり、とれたりすることです。

歯科医師からの回答を受け、メリットとデメリットを下記にまとめました。

<ホワイトニング>
メリット:歯を削らないで歯を白くできる
デメリット:白さが後戻りしてしまう
<ラミネートベニア>
メリット:変色がない、歯の形も綺麗に整えられる
デメリット:歯を削る必要がある、まれに取れる

また、同じ質問の中に下記のような気になる回答がありましたのでご紹介します。

A:ホワイトニングは、自分の歯を削らずに白くする方法ですが、ラミネートベニアは歯を削った上にうすいもの貼付ける方法なので、歯をなるべく削らない方針の当クリニックでは、ラミネートベニアは行っていません。

歯をなるべく削らない方針の歯医者さんではラミネートベニアを行っていないところもあるようです。健康な歯を削ることに抵抗のある方にはラミネートベニアはお勧めできません。しかし、逆に変色なく美しい白さを手に入れられるのがラミネートベニアの魅力でもあるのです。

2.ラミネートベニアは剥がれない?強度について歯科医師が答える

先ほどの歯科医師の回答にもあったように、ラミネートベニアとは薄く歯を削って、その上にラミネートベニアを貼り付ける方法です。歯磨きなどでラミネートベニアが剥がれることはないのでしょうか?歯科医師に質問をしていますのでご紹介します。

Q:ラミネートベニアの治療をして歯磨きをしてもはがれてきませんか。
A:強力な接着剤を使用しますので、はがれる心配はありません。
A:接着をしっかりすれば、はがれることはありませんが、100パーセントではありません。
A:はがれるよう状態であれば、何らかの問題が起こっています。

多くの歯科医師が回答しているように、基本的にはラミネートベニアが剥がれることはないようです。しかし、100%ではありません。虫歯ができていたり噛み合わせが悪かかったりした場合、まれに剥がれることもあるようです。

ホワイトニングより高価ではありますが、白い歯を一度で手に入れることができるラミネートベニア。歯の形を整えられるため、すきっ歯なども改善することができるとされています。また、セラミック素材のため汚れが付きづらく、白い歯を維持させることが期待できます。

筆者自身も、「歯の形も綺麗に整えられる」という点にラミネートベニアの魅力を感じました。美しい口元を目指すことができるラミネートベニアにもしご興味があれば、歯医者さんで相談してみてはいかがでしょうか。あなたが抱える悩みやコンプレックスを改善できるかも知れません。

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寒河江 英子(Eiko Sagae)