「口元をきれいにしたい！」「清潔で白い歯になりたい！」そのように望まれる方は多いと思います。しかし、ホワイトニングとクリーニング、どちらを選べば良いか悩んだことはありませんか？どちらも歯をきれいにすることですが、大きな違いが明確にありました。歯科医師から回答をいただいていますのでご紹介します。
目次
1．ホワイトニングとクリーニングの違いとは？
クリーニングはブラシや超音波器具を使って物理的に汚れ着色を取り除いていきます。
歯の中から白くする仕組みです。
クリーニングは歯の表面に着いた汚れを白くするだけになります。
歯科医師からの回答にもあるように、ホワイトニングとクリーニングには違いが明確にあります。ホワイトニングは薬剤を用いた化学反応によって歯を白くすることです。ホワイトニングは本来の歯の白さよりさらに白くすることができ、美容目的の診療となります。
それに対しクリーニングは、歯科医師あるいは歯科衛生士によって歯を磨き上げ、表面に着いた歯石や歯垢などの汚れを除去することです。お口を清潔な状態にすることは、虫歯や歯周病の予防にも繋がります。
2．歯に付着したたばこのヤニを落とすにはPMTCがおすすめ
では、歯に付着したたばこのヤニなどは、クリーニングできれいにすることができるのでしょうか？歯科医師からの回答をご紹介します。
歯科医師の回答によれば、基本的にはクリーニングでたばこによる着色汚れを落とすことができるようです。しかし、長年たばこを吸われている方には、PMTC（プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング）というクリーニング方法が有効なようです。
こちらは保険適用外の診療となりますが、普段の歯磨きでは落としきれない汚れを、歯科医師や歯科衛生士が専用の機械で歯を磨き上げてくれます。コーヒーや紅茶、たばこを嗜まれる方にはお勧めです。
3．クリーニングできれいな口元を維持して予防意識を高める
ホワイトニングは歯の白さの追求・美容目的のものです。本来の歯の白さよりも、さらに白く美しい歯にしたいという方に適しています。
ホワイトニングは表面を磨く方法ではないため、削られて自分の歯を傷つける心配はありません。しかし、薬剤を使用しますので薬が沁みて多少の痛みを感じる場合もあります。
また、クリーニングは文字通り歯のお掃除で、歯石や歯垢を除去して歯の表面をきれいに磨き上げることです。多くの場合、虫歯や歯周病の予防に用いられています。
クリーニングの中でもPMTC（プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング）というクリーニング方法では、コーヒーや紅茶、たばこなどによる着色汚れを落とすことが期待できます。
きれいな口元を維持することは、虫歯や歯周病の予防意識を高めてくれます。着色汚れが気になっている方は、まずはクリーニングから試してみてはいかがでしょうか。