日本人の80%は歯周病といわれているのを知っていますか?また歯を失う原因としてすぐに痛みを伴いやすい虫歯よりも重症化するまでに気付きにくい歯周病があげられています。できることなら少しでも早く自分でお口の異変に気付きたいものです。そこで自分でチェックするには、どこをポイントにすればよいのか歯科医師に聞きました。
目次
1.5つの項目で歯周病のセルフチェックしてみましょう!
歯科医師に以下の質問をしました。
歯肉の色
鏡を見ながら、下顎の前歯の歯肉の色を見てみましょう。
歯のつけ根のピンク色の部分より、歯の周りの歯肉の色が、濃い赤色やどす黒い赤色になっている場合は歯肉に炎症があります。歯周病の疑いがあります。
歯肉の腫れ具合
歯と歯の間の歯肉が盛り上がって腫れている、ブヨブヨしている場合は歯周病の疑いがあります。
出血
歯みがきをしたときに歯と歯の間より出血がある場合、歯ブラシが赤く染まる場合は歯肉に炎症があります。
歯のぐらつき
歯周病が進んでくると少しの力で歯が動くようになってきます。
口臭
歯肉が赤く腫れて歯槽膿漏になってしまうと口臭が強くなります。
5つの項目でチェックができるようです。
1.歯肉の色
歯の付け根のピンク色の部分より、歯の周りの歯肉の色が濃い赤色やどす黒い赤色だと注意
2.歯肉の腫れ具合
歯肉が盛り上がって腫れている、ブヨブヨしていると注意
3.出血
歯みがき時に出血があると注意
※たばこを吸う人は出血しにくい
4.歯のぐらつき
少しの力で歯が動くと注意
5.口臭
歯肉が赤く腫れて歯槽膿漏になると口臭が強くなるので注意
自分がこの項目のどれかに当てはまっていれば今すぐに歯医者さんに診てもらいましょう。また、たばこを吸っている方は、出血しにくいということなので、たばこを吸っている方は出血のあるなしにかかわらず他の症状が見られたら歯医者さんに行きましょう。
2.かかる前の予防が大切!少しでも気になることがあれば歯医者さんへ
普段の生活の中でも歯周病と疑われるサインは出ているようです。なんとなくでもいつもと何か違うと感じたら、症状がひどくなる前にすぐ歯医者さんへ行きましょう。
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現在、虫歯や歯周病などの症状が出ている方、もしくはしばらく歯医者さんに行っていない方も医科歯科.comを使い歯医者さん選びをしてみてはいかがでしょうか。