「歯磨きをしているときに血が出る。」こんな経験ありませんか?日頃、何気なくおこなっている歯磨きですが、特に痛みを伴わず出血する場合もあります。ですが、痛くないからといって放置してよいものなのでしょうか。40代の4人に3人が出血の元となる歯周病といわれている昨今、みなさんはお口が出しているSOSサインに気付けているでしょうか。歯科医師に聞きました。
目次
1.歯磨き時の出血は歯周病と歯肉炎が原因?!ホルモンバランスとの関係も
歯科医師の回答から、歯磨き時の出血の原因についてまとめました。
1.歯周病あるいは歯肉炎で、磨き残しによる炎症反応
2.女性の場合、ホルモンバランスの変化によって起こる
3.古くなった歯ブラシの使用や歯磨きの仕方に問題があり、歯茎が傷ついている
2.歯ブラシの交換目安は1ヶ月に1度。毛先の広がりがポイント
先ほど、歯磨き時に出血する3つの理由をご紹介しました。
では歯茎を傷つけないためには、いつ歯ブラシを交換すればよいのでしょうか。歯科医師に聞きました。
3.お口の出すSOSサインに気付いたら歯医者さんに行きましょう
しっかり磨いているつもりでも、実はその歯磨きが歯周病の原因を作っていては元も子もありません。
そうならないためにもまずは、お口の出すSOSサインに気付き、歯医者さんで確認してもらうという行動に移すことが大切です。
お口の炎症の程度や身体の健康状態などにより、必ずしも出血につながらなこともありますが、歯ブラシを定期的に交換することも忘れてはいけません。
場合によっては、全身的な疾患につながる可能性もあるため、お口が出すSOSサインに気付けるように、アンテナを張りましょう。
まずは、みなさん自身が気付くことが重要です。そうすれば、重篤な病気につながる前に手を打つことができます。自分のことは自分が一番良く分かっていると思う方も、もっと早く気付いていれば良かったとならないように意識しましょう。
日々のセルフケアがしっかりできているかを確認してもらうためにも、歯医者さんに行き、お口のトラブルのもとを解消していきましょう。