歯茎が痩せて下がってしまい、老けて見えてしまうといった悩みを抱えていませんか?歯が長く見えたり歯と歯の間に隙間ができてしまったりと、見た目にもあまり良くない状態ですよね。このような歯茎が下がる症状の原因と治療法について、歯科医師に伺いましたのでご紹介します。
目次
1.老けて見える?歯茎が下がる原因は歯周病か
歯科医師に下記のような質問をしています。
歯科医師からの回答を受けて、歯茎が下がる原因について下記にまとめました。
・歯周病
・歯磨きの仕方
・歯茎の質(加齢変化)
・歯ぎしりや食いしばり(噛み合わせ)
歯磨きの仕方や加齢による影響、歯ぎしりや食いしばりによって歯周病が引き起こされるとされていますから、歯茎が下がる原因は歯周病であると言っても良いかも知れません。
中でも歯磨きの仕方は特に注意が必要で、強すぎる圧でゴシゴシと磨いてしまうと歯茎を傷めてしまいます。毎日誰もが行う歯磨きですが、優しく丁寧に磨くことが何よりも重要です。
2.下がった歯茎は元には戻らない?治療法とは
同じ質問の中から、治療法について回答されているものをご紹介します。
歯茎が下がってしまうのは、歯周病が進行して歯の周りの組織(歯茎や骨など)が破壊されて歯茎が下がってしまいます。
1番の治療法は毎日のブラッシングです。汚れが隙間に溜まらないように歯間ブラシなどを併用すると予防率も高まります。
こちらの歯科医師も主な原因は歯周病であると回答されています。歯周病とは、細菌による炎症によって歯を支える骨や歯茎を溶かしてしまう恐ろしい病気です。そして、初期症状では痛みもなく気付きにくいという特徴があります。
歯科医師の回答にもあるように、一度歯茎が下がってしまうと元には戻りません。しかし、近年では再生医療として歯周組織の再生を目指す治療法もあります。そういった分野を専門に扱う歯医者さんはまだまだ少ないですが、これからの歯科医療に期待したいところでもあります。
このような大掛かりな治療や費用をかけてしまうことにならないように、日頃から予防に取り組むことが重要です。毎日の歯磨きの仕方を見直すことはもちろん、定期的な歯医者さんでの歯のクリーニングが予防に繋がります。
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