疲れたように見えてしまう目の下のくま。膨らみとくぼみの差で目立ってしまう影ぐまも、ヒアルロン酸で目立たなくすることができるようです。
美容皮膚科医である「銀座Mitaクリニック」院長の三田 麻津子(みた あつこ)医師にヒアルロン酸注入についてお話を伺いました。
くまに限らず、個人にしか分からない悩みもその人に合わせて対応されているそうです。
くまに悩んでいる人は意外と多い!?「ヒアルロン酸」で少しずつ自然で元気にみえる状態を目指します
――くまに悩まれている方は多いですか?
意外と気付いていない方も含めて影ぐまの方は多いですね。
目の下のくぼみが気になる方は、そこに少しヒアルロン酸を入れると、元気のあるお顔に改善されますとお話することもあります。
――いかにもヒアルロン酸を入れたと分かりますか?
その方と確認をしながら少しずつ入れて、平らになったところで必ず見ていただきます。
完全に真っ平というのは不自然かと思いますので、少しくぼみがあるくらいのところまで入れています。
あくまで自然に、疲れた顔が元気に見える程度ですね。
――どのような悩みの方がヒアルロン酸を受けますか?
ヒアルロン酸については、へこみの悩みを改善したいという方が多いです。
患者さん自身しかわからないへこみというものがあります。
写真で見て分からないようなところも、ご自身に鏡で見ていただいて、お悩みが改善されていくところを確認していただきます。
その人の悩んでいることに本当に合った治療が大事
――診療で大事にされていることはありますか?
他で働いていたときに、カウンセラーがお話をして先に施術内容を決めてから、「先生これお願いします。」というところもありました。
しかし、その時に患者さんの本来のお悩みと異なる場合もあって、直接話を聞いてみるとその治療法じゃないよね、という方もいらっしゃいました。
ですから、きちんとお話をしてその方のお悩みをしっかりと聞いて、それに見合った治療をしていきたいという思いで開業をしました。
ご自身に合った一番良い治療を選択していただきたいと思います。
お話することで機械の名前や治療法などを分かっていただければ、ご自身でも検索ができるようになります。
医院は、お話をきちんと聞いてくださるところを選んでいただきたいなと常に思っています。
――同じ機械の施術でも人によって変わりますか?
一人ずつお伺いして、同じ施術でもこの人はここが気になっているからそこを強めにやろうとか、この人にはここのパワーを入れようとか、気になっているところは強めにしたり、重ね具合を変えたりなどしています。
お決まりでやっていくのでなく、当日の状態なども含め施術をしています。
確実に向き合い、きちんとやりたいという思いでいつも対応していて、やはりそれを喜んでいただけると凄く嬉しいなと思います。
医科歯科ドットコム編集部コメント:悩みに向き合ってくれる医院を選びましょう
美容皮膚科医である三田麻津子(みたあつこ)医師に、ヒアルロン酸を使った影くまの施術について教えていただきました。
一人ひとりの悩みに向き合い、その人に合った治療を提案されていました。
思っていたような結果と違うというようなことにならないよう、よく話し合いお悩みをしっかり聞いてくれる医院で相談していただきたいなと思います。
取材日:2019年12月17日
プロフィール
三田 麻津子(みた あつこ)医師
<経歴>
北里大学医学部医学科卒業
北里大学病院形成外科入局
北里大学病院形成外科勤務
湘南鎌倉総合病院形成外科勤務
シロノクリニック勤務
マホロバクリニック勤務
オザキクリニック勤務
広尾プライム皮膚科勤務