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きちんと知っておきたい「口腔がん」のこと

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日本人の2人に1人が患い、3人に1人の死因となっている「がん」。誰もが知っている恐ろしい病気の1つです。胃・肺・肝臓・骨など、全身に発生するリスクがあり、そこにはもちろん口も含まれます。

「毎年人間ドックを受けているから安心」などと思っている方は要注意! 口腔がんを早期発見するには、歯科医院での定期的な検診がポイントになるため、人間ドックだけで十分とは言えません。

ここでは、口腔がんとはどんな病気なのか、そして口腔がん検診とはどんなものなのかを詳しくご説明します。正しい知識を身につけて、抜かりない「がん対策」を目指しましょう!

 

口腔がんってどんな病気?

 

「口腔がん」とは、口の中にできるがんを一纏めにした呼び方です。細かく分けていくと、以下の6種類になります。

・舌がん

・歯肉がん

・口底がん

・頬粘膜がん

・上顎洞がん

・口蓋がん

尚、上から順に発生率が高くなっています。中でも発生率トップの舌がんは、口腔がんの全体の6割以上を占め、10代の若者でもかかることがある、誰にとっても身近な病気です。重症化すると味覚や発音に支障をきたす可能性もあり、早期発見に努めることが非常に重要になります。

というのも、口腔がんは早期に発見できれば完治を目指せる病気なのです。5年生存率(治療開始5年後に生存している患者数の割合)はなんと90%以上です。他のがんと比較すると、発見もしやすいとされています。そんな比較的治しやすいがんでありながら、日本国内において口腔がんが原因で死亡する人数は、毎年約3,000人にも上ります。きちんと検査を受けるかどうかがカギとなると言えるでしょう。

(参考:大阪国際がんセンター http://www.mc.pref.osaka.jp/hospital/patient/gansenmoni/jibikoukuu.php

 

口腔がんの初期症状とは?

口腔がんの初期症状としては、以下のようなものが挙げられます。

・舌や歯茎が赤っぽくor白っぽくなる

・しこりやただれができる

・ものを食べるとしみる

・ヒリヒリとした痛みを感じる

口腔がんのやっかいなところは、分かりやすい初期症状があま無いところにあります。ただれやしこりは、口内炎や歯肉炎などと勘違いされがちです。日常的に口の中を観察する習慣がない人も少なくなく、そうなると舌や歯茎の変色にもなかなか気付けません。まずはこまめに口の中をチェックする習慣をつけ、上記のような症状が見られた場合には、速やかに歯医者さんに相談しましょう。

 

定期的に口腔がん検診を受けよう!

口腔がん検診は、まず歯科医師による触診・視診からスタートします。自身では目が届きにくい口内の奥など、隅々までプロがチェックします。口腔がんは首にも転移し、しこりができることもあるため、口腔と併せて首の状態も確認します。
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触診・視診で口腔がんの可能性があると診断された場合は、歯科口腔外科にて、更に詳しい検査を実施します。綿棒で細胞を採取して顕微鏡で調べる「細胞診」や、場合によってはCTやMRI撮影、また組織を小さく切除して検査をする「組織診(生検)」を行うこともあります。これらの検査によって、口腔がんであるかどうかがほぼ確実に分かるのです。

もし口腔がんであると診断された場合は、CTやMRIを使って、全身への転移がないかどうかをくまなくチェックする流れになります。

 

尚、口腔がん検診の理想的な受診頻度は1年に1回とされています。行政が受診料を負担してくれることもあるので、お住まいの地域の役所に問い合わせてみてください。
また、歯科医院によっては「歯科ドック」の中で口腔がんの検査を行っていることもあります。これを機に、一度お口の健康をしっかりチェックしてみるのも良いかもしれません。

 

口腔がんに限らず、様々な病気を早期発見するには、日頃から自分の口腔に対して意識的であることが欠かせません。歯磨きの際に注意深く口の中を覗いてみたり、定期的に歯科医院に通ったりして、些細な変化にも気を配りましょう。

 

Text:中島香菜

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【編集部コメント】

初めて効く病名でした。。。
少しでも違和感がある方は早めに相談することがカギですね。
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