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歯科医院選びの参考にしたい、歯医者さん&歯科衛生士さんの資格いろいろ

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歯科医師や歯科衛生士は、国家資格を取得した歯科のプロフェッショナルです。国が指定した学校で診療に必要な知識・技術を身につけ、日々たくさんの患者さんのお口を守っています。しかし、実はそれぞれの職種には、さらに専門的な技能を持った人にのみ与えられる資格がいくつかあることをご存じですか?

誰でも、自分の体のことは大切に思うもの。その扱いを任せる歯科医師・歯科衛生士は、できる限り技能に信頼の置ける人を選びたいことでしょう。歯科医院選びに悩まれている方は、「資格」を1つの基準にしてみるのもおすすめです。

ここでは、そんな歯科医師・歯科衛生士の資格について、いくつかピックアップしてご説明します。

歯科医師の資格いろいろ

歯科医師の主な資格は以下のようなものがあります。

学会会員

歯科医師の資格としてまずチェックしておきたいのが、学会会員であるかどうかという点です。歯科業界には、「日本歯周病学会」「日本小児歯科学会」「日本矯正歯科学会」など、科目別に学会が存在します。学会では、会員が研究成果の発表などを行う学術大会が行われたり、その分野の最新情報を紹介する機関誌が発行されたりしています。つまり、学会会員であることは、常に最新の技術や知識を吸収しやすい状態にあると言えるのです。

認定医

各学会が定める基準をクリアした歯科医師にのみ与えられるのが、認定医という資格です。この基準はたいへんきびしく、一定の臨床経験の年数や学会での発表実績が必要だったり、試験に合格したりしなくてはなりません。まさにプロ中のプロと言うべき存在で、安心して診療を任せられる歯科医師と言えるでしょう。

例えば、日本矯正歯科学会の場合を見てみると、歯科医師の総数が10万3972人(2014年の調査結果)であるのに対し、矯正認定医の数はたったの3,119名。全体の3%弱と、ほんの一握りしか持っていない資格であることがわかります。
(参考:厚生労働省「平成26年度 医師・歯科医師・薬剤師調査」http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/33-20.html
,日本矯正歯科学会「認定医・専門医名簿一覧」http://www.jos.gr.jp/roster/certification/

専門医

専門医は、認定医よりもさらにより高度な技術と深い知識を要求される、ワンランク上の資格です。審査は実際にその歯科医師が行った症例を基に行われます。机上の勉強だけでは通らない、まさにその人の腕が試される審査と言えるでしょう。
なお、先ほどと同じく日本矯正学会を例にとって見てみると認定医の数が3,119名であるのに対し、専門医の数はなんと306名です。歯科医師全体に対して0.3%弱と、かなりの狭き門であることがうかがえます。
(参考:上記と同様)

指導医

指導医とは、認定医や専門医を目指す歯科医師を指導することができる資格です。レベルの高いプロを養成するための資格であり、大学病院での指導・研究歴を問われるなど基準はさらにきびしくなり、その数は専門医よりもさらに少なくなります。

この他にも、「インプラント臨床マイスター」など一般企業が認定する資格も存在します。多くの場合、歯科医院のホームページでは院長の所属や資格が掲載されているので、これらをチェックしてみてください。

歯科衛生士の資格いろいろ

歯科衛生士にも下記のような資格があります。

認定歯科衛生士

認定医と同じく、歯科衛生士にも、さまざまな分野の「認定歯科衛生士」という資格があります。合格基準は学会によって異なりますが、研修を受講したり試験を受けたり、その上で実際にその分野の診療に一定の年数携わったりしなければなりません。

トリートメントコーディネーター

トリートメントコーディネーターとは、歯科医師と患者さんとの橋渡しを行う存在で、円滑に意思疎通を行えるようにサポートしたり、歯科医師がスムーズに治療を進められるように補助したりする存在のことです。特にアメリカでは広く知られている存在で、高い地位を確立しています。

日本においては「日本歯科TC協会」がトリートメントコーディネーターの資格試験を実施しており、一定以上のコミュニケーション能力や、おもに予防を中心とした歯科知識、医院経営に関する知識を持った歯科衛生士に対して資格を与えています。

ホワイトニングコーディネーター

日本歯科審美学会が認定する資格で、名前のとおりホワイトニングに関する知識が深く、患者さんに対して適切なアドバイスができる歯科衛生士に対して与えられます。まずは所定の実習を受講し、その後の試験に合格すると資格を得ることが可能です。

もちろん、歯科医師・歯科衛生士である時点で、患者さんを診療するのに十分な能力を持っています。しかし、今回ご紹介したような資格は、さらに高いレベルの技能があること、そして向上心を持って技術研鑽に励んでいることの証明になるといえるでしょう。
「安心の歯科医療」を望む方は、自分の受診したい科目に合わせて、該当する分野の資格を持つ歯科医師・歯科衛生士がいる歯科医院を選んでみではいかがでしょうか?

Text:中島香菜
 

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【編集部コメント】

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